The Swatch Group Japan 指定中部地区指定サービスセンター
中部時計サービスセンター

時計の取り扱い方

バンドのお手入れ

皮革バンド
バンドは汗やホコリを嫌います。また、肌を傷める原因ともなりますので、こまめに乾いた柔らかい布でよく拭き取り、十分乾燥させます。 装着する時には、汗を付着しにくくするために指1本分ゆるめにはめましょう。
金属バンド
時計のケース部分に水がかからないようにラップ等で包み、軽く湿らせた歯ブラシでやさしくブラッシングします。中性洗剤をうすめたぬるま湯で洗うと、よりきれいになります。 必ず最後は水洗いし、乾いた柔らかい布で水分を十分に拭き取ります。

時刻を正確に合わせるには

時計の内部では、大小さまざまな歯車を介してエネルギーが伝達されています。
歯車同士の噛み合いにはその構造・機能上、どうしても隙間(バックラッシュ)が必要不可欠です。
歯車の動きは最終的に針によって表れますので、この隙間を最低限制御するためには、時刻合わせの際、セットする時間より数分間針を進めた後、その針を戻しながら希望の時間に針合わせを行うと、より正確な時間を表示することができます。

正確さとは

「絶対的正確」 というものは、人間の日常生活にも近代物理学の分野にも存在しません。

一定の温度、一定の気圧のもとにおかれている天文台水晶(クォーツ)時計でさえ、定期的な調整を必要とします。時計技術者が 「正確」 という言葉を使うときには、その時計がある一定の規則正しい頻度を保ちうるという意味です。

今日の時計の正確さを測る尺度として、次のことをご記憶ください。時計の歩度におけるわずか 0.01% の誤差が1日あたり約8.5秒の進みと遅れとして現れます。 もしこの誤差が 0002%、つまり1万分の2であれば、1日当たり17秒の違いを示すことになります。

自動巻き腕時計の取り扱い

最近の自動巻き時計は長く、安定した持続時間を得るため、ゼンマイ(時計の原動力)に少し厚みのある長いバネが使用されています。

このため、止まった状態からそのまま腕につけたり、単に時計を振っただけでは十分にゼンマイが巻き上がらず、本来の精度を保つことができません。

また、自動巻き腕時計の分銅(ローター)は補助的にゼンマイの戻りを補っているので、着用者個々の生活習慣により、特に運動量の少ない方ではゼンマイの巻き上げが不足がちになり、止りや遅れの原因になることがあります。

着用前に手でリューズを30~40回転させ、ゼンマイを十分巻き上げてください。一般に十分に巻き上がった状態では約40時間(機種によって異なる)持続して駆動します。

防水時計の取り扱い

時計の防水性能は、ブランド、モデルによって異なります。それらの規格を超えた使用は、ケース内に水分が浸入して部品のサビや破損の原因となり、時計に不具合が生じる恐れがあります。時計ご使用の際には防水性能を十分ご理解いただきますようお願いします。

水や汚れが付着したまま使用を続けるとケースやブレスレットが劣化しやすくなります。海水での使用後や汗をかいた後は、真水で十分に洗浄し、水気を拭き取るようにして下さい。防水性能を維持するためには、定期的な部品交換と防水検査が必要です。

分類 防水性能
日常生活防水 3~5気圧の防水性能 日常生活で、汗や水がかかる程度の状態に耐えられる。
強化防水 10気圧以上の防水機能 水仕事や水上スポーツ等で、水中につけても耐えられる。
ダイバー潜水用防水 20~30気圧の防水機能 深い潜水に耐えられる。

時計の防水性能は、ブランド、モデルによって異なります。
それらの規格を超えた使用は、ケース内に水分が浸入して部品のサビや破損の原因となり、時計に不具合が生じる恐れがあります。
防水性能を十分ご理解いただいた上でのご使用をお願い致します。

ねじ込み式リューズの取り扱い

※ダイバータイプの時計にはケースの気密性を高めるため、ねじ込み式リューズが採用されています。
また、水中でのリューズ、プッシュボタンの操作は避けてください。

磁気について

製品名 磁気の種類 磁界の強さ(ガウス)
密着状態 5cm離れた状態
テレビ本体 直流 8 0
電気毛布コントロール部 直流 30 0
受話器(電話) 直流 50 5
携帯電話・PHS 直流 50 5
オーディオスピーカー 直流 170 5
交流式電気シェーバー 交流 120 10
冷蔵庫 直流 600 15
磁気ネックレス 直流 1000 1
テレビ等 リモコン部 直流 1200 50

クォーツ時計(デジタル時計を除く) は、ステップモーターと呼ばれる極小のモーターによって駆動されています。

このモーターは磁石の特性を利用しているために、外部から磁気の影響を受けると、その回転に悪影響を及ぼします。回転が影響を受けると、時計は進み、遅れ、止りなどの現象とし表れます。また機械式時計でも、外部からの強い磁気の影響を受けたり、内部部品などが磁化されると精度に影響を及ぼす場合があります。

ご存知のように磁気は目に見えないものですので、磁気帯びはお客様が気付かないうちに、また身におぼえのない場合がほとんどです。

現在の生活においては、携帯電話、カバンなど、より身近な磁気製品が数多く登場していますので、身の回りの磁気製品には十分な注意が必要なことをご理解いただきますようお願いします。

時計の機能

サーボコントロール (ASS)

IC (電子回路) 内に内臓された省電力装置のことをいいます。この機能はステップモーターの機動力に応じて波長の違う信号を送り出すことで、消費電流の節約を図り、モーターの回転が正確に行われなかった場合には回転を修正し、タイミングを計るために余分な信号を送り出します。秒針を定期的に小さく左右にぶれる時は、修正が行われている時です。

電池切れ予告装置 (EOL)

電池容量が少なくなり電圧が下がってくると、IC が電池切れ予告装置(EOL)を作動させ、秒針が4秒ごとに運針し始めます。作動後数日中に時計は止りますので、すぐに新しい電池に交換してください。

温度補正機能 (Thermo-Compensation)

クォーツ時計の精度は水晶振動子の振動(32.768KHz) に左右されます。毎日のわずかな温度変化により歩度に狂いが生じます。

温度補正機能は、高精度を確保するためにIC内に内蔵された温度センサーが8分ごとに温度計測をし、自動修正を行う事で温度変化による誤差を最小限に抑えます。

パーペチュアルカレンダー

別名、永久カレンダーと呼ばれ、IC内部に自動修正カレンダー装置を内蔵しています。この機能は、大の月、小の月、そして4年に一度の閏年計算を行い、2100年2月28日まで正確に日付修正が作動するようにセットされています。通常、日付が表示されていますが、リューズを約3秒間押し込む作業により、月、閏年のサイクルがそれぞれ順番に表示されます。